Live & Bar Caballero Club


Demi's Diary デミ夫人の「Do You こと!?」

この日記は不定期更新です。ご意見、ご感想はこちらまで。


JUNE, 2002:  

なんちゃってジャズピアニスト、DEMI夫人。


6月30日(日)

週末報告木曜日は私は自宅待機。でも木曜ライブにしては盛況だった様子です。金曜日は6時半から芸術創造センターでのJAZZ IS MY LIFEを聴きに行き(感想はノーコメント)、その後キャバレロへ。ひまでした。こんな静かな日に来てくれたYマちゃんHトリ氏、Y橋氏などなど、ありがとうございました。深夜まったり寛いでいると、JAZZ IS MY LIFEの打ち上げを終えたY木さんがスーツケースを転がしながら、キャバレロにやって来てくれました。他のメンバーが帰ってしまったのに一人で顔を見せてくれて、眠いのにハーモニカまで吹いてくれて、我々は大感激。Y木さん、大好きです。7/19(金)にまたまたAMIGO'Sのライブがあります。皆さん、ぜひぜひY木さんの演奏を聴きに来てくださいね。さて昨日、土曜日はW杯3位決定戦があるのでひまを覚悟していたのですが、意外にも早い時間から盛況でした。情報屋P改め情報屋FIトウ君、N谷氏、身長1900ミリのT川氏、カウンターの仲良しカップル、いつもの久美ちゃんファンの皆様、某薬品会社の皆様、そしてTカノビッチTミちゃん、Sイチ君などなど、本当にありがとうございました。にぎやかな夜でしたね。

今日はCカちゃんと一緒にW杯決勝戦観戦。でも夕食にビールを飲んで眠ってしまい、前半戦をほとんど見逃してしまいました。後半戦はカーンびいきのCカちゃんも、ベッカムヘアのBOZZ夫もドイツ犬としてドイツを応援していましたが、負けてしまいました。ブラジル、強すぎます。勝つべき国が勝ったということですね。W杯に浮かれた6月が決勝戦とともに終わりました。キャバレロの閑古鳥もW杯とともに飛んでいってくれることを祈って、7月は頑張るぞ。


6月27日(木) キョロちゃんのくちばしの秘密?

一昨日ようやくキャバレロニュース7月号(メール配信)を送信し、昨日の夜やっと7月のDMハガキを印刷しました。今日こそ郵便局に持って行こうと思っていたら、親方の幼馴染みMイク氏が近くを通りかかったらしく、来月のライブスケジュールを知りたくて我が家に寄ってくれました。Mイク氏にはなぜか今までDMを出してなくて、今回から送ることにしていたので、Mイク氏の宛名シールを貼ったハガキを渡してあげたところ、「えーっ、送ってくれるところだったのぉ? なんで今日取りに来ちゃったんだろぉ。家のポストに届いたら嬉しかったのになぁ。」とものすごく残念がってました。「ちゃんと家で待ってればよかったなぁ。子供のとき、チョコボールのキョロちゃんくちばしの秘密を知りたくて箱をばらばらにして、からくりの簡単さにがっかりして、こんなことなら知らないままでいればよかったって思っった、それくらいがっかりだなぁ。」とすごくわかりにくいけど、とにかく残念がってくれました。こんなにDMを待っててくれる人がいたとは、想像だにしませんでした。>っていうか、Mイクさんだけですよね。

(ちなみに、キャバレロニュースも、DMハガキも、一度戻ってきたら、理由に関わらずアドレスを削除しております。HPでも見られるんだし、Mイクさんほど待ってる人はいないでしょうが、最近送られてこないなぁと寂しい思いをしている方がいらっしゃましたら、ぜひもう一度ご連絡ください。)

夜は親方をお店に送り、ビデオ屋さんへ。「スティング」「スティング2」「世界美容師コンテスト」を返しました。先週ポールニューマン「動く標的」を見たので、もう一度「スティング」を見たくなり、そしたらついでに「スティング2」も見ておこうと。そしてなぜだか「世界美容師コンテスト」。これは笑えます。フランス映画らしく、映像がすごくきれい。デフォルメされた極端な登場人物たち、そしてこちらも思いきりよくデフォルメされた意表をつく髪型のオンパレードにはホント笑ってしまいます。その中にもじんとくるエピソードが盛り込まれ、いい映画でした。けっさくです。


6月25日(火) 雨のデパチカめぐり

今日は栄に用事があったので、雨の中お出かけ。ついでにMツザカヤに寄り、大好きなデパチカ食品街をじっくり歩き、MノショップやらSニープラザを冷やかしてきました。親方は大喜びでいろんなものを見てたけど、あそこのMONOショップを何か物足りないと思うのは私だけでしょうか。たぶんディスプレイのせいでしょう。

夜はサッカー観戦。韓国、とうとう負けちゃいましたね。残念。ドイツの高い壁に攻めあぐねたって感じですか。それにしても、(負ける試合というのは結局こんなものなのかもしれませんが)なんかあっさりしてたように感じました。

お詫び:日曜日の日記でBOSS&畑ひろしライブを7/13(金)と書いてしまいましたが、7/13(土)が正しいです。ごめんなさい。


6月24日(月) 欲しくてたまらないらしい 

実は2週間前、親方が某楽器屋さんで見たギターを一目で気に入り、試しに弾いてみたところすごくいい音がして、ギターを抱きしめたまま手放さなかったのですが、「お金持ちになったらね。」と言って親方の手からギターをもぎとり、ひきずって帰ってきました。よほど気に入ったらしく、それ以来YマちゃんK野氏Y橋氏H多氏などギタリストに会うと誰彼かまわずそのギターの話を熱く語っておりました。そして今日、私が家を開けているあいだに親方は楽器屋さんまで、そのギターを眺めに出かけたそうです。そしたらそのギターがなくて、動揺した親方は店員さんをつかまえて「あ、あ、あのギター、ど、ど、どうしたんじゃぁ。」と問いつめたところ修理に出してるとのこと。ほっとした親方は修理が終わったらまた触りにに行くそうです。「触るだけだけどね。」と言いながら、LOTO6の申込カードを私に渡してくれたのはどういうことでしょうか。


6月23日(日) ボサノヴァ 

昨日の夜は土曜日だというのに、すごく静かでした。B.C.Q.最初のステージは、珍しいことになぜか男女のペアが3組、「恋人達の静かな夜」って雰囲気で始まり、その後、N古路氏のお友達がわざわざLブリーから移動して来てくださいました。皆様、ありがとうございました。深夜過ぎには常連のお客様がちらほらいらっしゃったものの、ファミリアな飲み会のまま閉店いたしました。

今日は朝「おーいお茶(2リットル)1本168円」という新聞ちらしを見てM鉄パレへ。お茶を2箱買って、BOOK OFFにて「大予言者を科学する」という本を衝動買い。怪しそうです。午後からはCカちゃんTッチーYマちゃんが我が家に来ました。中日vs横浜戦を見ていたけど、ドラゴンズがあんまり情けないので坂本龍一がアントニオ・カルロス・ジョビンの曲を弾くライブビデオを見る(聴く)ことになりました。ジョビンの曲は本当に美しい。それに歌詞がすごくいいんです。どの歌もすてきだけど、私が一番好きなのは「コルコヴァード」です。ブラジルといえば、海岸を見下ろす丘に白いキリスト像が立っている風景が浮かぶと思いますが、あの海岸がイパネマで、あの丘がコルコヴァードです。.....ですよね? ご存じの方には必要ないでしょうが、歌詞は「部屋の片隅にヴィオラフォンが1本 愛する人を幸せにする歌が流れる 窓からはコルコヴァードの丘 キリスト像が見え 時は静かに流れる こんな生活がずっと続くといいのに これまで私はずっと一人だった 世界を信じられずにいた でもあなたに会って 幸福の意味を知った ここが私の場所 ここが私のいるべきところ」っていうような内容です。恥ずかしいくらいロマンティックな歌だけど、ボサノヴァのリズムにのると、きれいにさらりと聴けます。それから「ジザフィナード」も好きです。この歌詞は親方が大好きで、とってもキュートな内容です。ジサフィナードはこの曲では「音痴」って意味、「君は僕のことを音痴だっていうけど そう言われた僕がどれだけ傷ついてるかわかるかい これはボサノヴァなんだ とっても自然なんだ 君みたいに耳のいい人にはわからないかもしれないけど 音痴の人間にだってハートはあるんだよ 僕の愛をそんなふうにけなすなんて 他では絶対手にいれられない大きな愛なのに 君は音楽に夢中で 大事なことを忘れてるね 音痴の人間にだってハートはあるんだよ」っていう感じです。ボサノヴァはライブで聴くと眠くなってしまう方も多いと思いですが(特に親方の歌は10人中9人眠ってしまいますが、それが親方のねらい(?)だそうです)、今度は歌詞を思い浮かべつつ聴いてみてくださいね。実は7月13日(土)の親方ライブはBOSS&畑ひろし、ギターデュオ+パーカッションという初めての実験的トリオ構成。ボサノヴァ好きの人は聞き逃せないはず。そしてキャバレロには何度も来てるのに親方ライブ未経験というもぐりの皆さんも、この日を逃してはいけません。私もとっても楽しみにしています。>.....と、今日はすごく遠回しに宣伝してみました。


6月22日(土) そして誰もいなくなった

昨日は平野久美ちゃんのライブでした。久美ちゃんの歌、キャバレロの雰囲気にとっても合ってて、すごくいい感じです。私はいつものように9時半頃出勤。カウンターにHPを見て来てくださった男性がいらっしゃいました。お名前伺うのを忘れてしまいましたが、6月から名古屋に単身赴任、ネットでライブハウスを探してキャバレロに辿り着いてくださったとか。ぜひまたお寄りください。そしてステージ前にはメールで予約してくれたMキちゃんとお友達。若いかわいい女性は大歓迎です。おまけに早速「ひろぽんの部屋」に書込してくれて、ありがとう。>実は私も知多出身です。他にもカウンターの男性2人組(私はお話できなかったけど、親方曰くとっても感じのいい若者)、そしてギタリストY橋氏、浜松からお越しの教授、ほかにも久美ちゃんファンの皆様などなど、ありがとうございました。テーブルも八分がた埋まり、金曜日らしくていいなぁと思っていたのに、2回目のステージが終わると全員帰って、11時には誰もいなくなってしまいました。夜が遅いのが売りのキャバレロなのに、こんな日もあるんですね。

今日はお昼からまたまた自転車で出発。酒屋さんに行ってお買物、その後キャバレロに寄りお掃除して、Gガスカンサイ、ビデオ屋さん、ユニーを回って、サッカー観戦までにと大急ぎで帰ってきました。Gガスカンサイで見たCASIOのデジカメEXILIM、すごく欲しい。親方が電器屋さんに行くたび探していたのですが、今日ようやく実物を見ることができました。小さくて薄くてデザインシャープ、親方によると性能も優秀らしい(私には性能はあんまり関係ないんです)。あんまり買物衝動ってないほうなんだけど、これは欲しい。いつかお金持ちになったら買おう。ビデオ屋さんでは2本返したのですが、2本ともジョニー・ディップの映画で「ブロウ」と「フロムヘル」。ジョニー・ディップ、うまいなぁ。出る映画ごと見事に別人を演じきってますよね。好きな俳優さんです。そして韓国vsスペイン戦。韓国、また勝っちゃいましたね。ツキも味方して、またまたタフさ(しぶとさ)を世界にアピールしました。このWカップで韓国の国際的評価は大きく変わったのではないでしょうか。大統領も勝つたびにちゃんとコメントを発表し、今日はスタジアムで観戦してました。選手&サポーターだけでなく、そういう政治的したたかさでも日本は韓国に完敗です。

さて、今からキャバレロ出勤です。


6月20日(木) アルデンテ

今日は早起きして、午前中キャバレロの掃除、そのあと銀行を回って支払を済ませて帰宅。午後は親方と一緒にビデオ屋さんへ行って、吹上のアンティークショップを冷やかし、酒屋さんでお店の買物をしました。早めの夕食は、ロートレック氏に刺激されて(?)、美味しいチキンの赤ワイン煮込みを食べました。つくったのは、もちろん私ではなくて親方です。チキンをニンニクと玉ねぎと人参とオリーブとたっぷりのバターと赤ワインで煮込んだ田舎風の一皿です。おいしかった。

昨日、H多氏に借りた「動く標的」見ました。ポール・ニューマンはやっぱりかっこいい。表情とか、歩き方とか、ちょっとした手の仕種とか、私が男だったらきっと真似してみたくなる。この映画を見て、捨てたコーヒーフィルターでわざわざコーヒーを入れ渋い顔をつくってみせた人がたくさんいるんだろうなぁ。まぁ映画としては、ポール・ニューマン ファンかハードボイルド ファン以外にとってはたぶん何てことないです。淡々としつつも錯綜するストーリー展開が「3つ数えろ」を思い出させて、なんだかこてこてのハードボイルド読み返したくなりました。>ところで、原作のリュウ・アーチャーは禁煙してたんだろうか。この映画の中で、主人公はバーでお酒は飲むものの自分の部屋でボトル空けることもないし、ガムばっかり噛んで煙草もやってない。固ゆで卵としては邪道でなかろうか。


6月18日(火) 韓国の気迫に脱帽。乾杯!

日本、負けちゃいましたね。今日は3時にTカノビッチRョウ君が来て、我が家で一緒にビールを飲みながらサッカー(日本VSトルコ)観戦。でも1度も乾杯することなく、ちびちび飲んでるうちにゲームが終わってしまいました。寂しいけど、仕方ないですね。世界のトッププレイとの壁は厚いです。

夜は韓国vsイタリア戦と中日vsヤクルト戦をパラレル観戦。ドラゴンズは日本代表に続いてあっさり負けちゃいました。それにひきかえ、韓国はすごい! すばらしい! 韓国がイタリアに勝ったら奇跡だと思ってたけど、あの死闘を制したのは奇跡じゃありません。韓国の力です。何が何でも勝つぞ!という勢いがテレビを見てても伝わってきました。気迫が伝わってきました。絶対に諦めない精神力、これがWカップ決勝トーナメントの試合でしょう。日本が見せられなかった開催国の意地を韓国が魅せてくれました。私でさえ感動、じんとしました。

焼肉パワー万歳、キムチパワー万歳。サッカーの神様はカプサイ神だったんですね。


6月17日(月) 独身モモ氏の料理法

先週「最後の画家バルデュス」に続いてBSで放映された「ロートレックからの招待状」のビデオを見ました。すごくいい番組だったので、自分の記録のつもりで、ちょっと長いけど日記に書いておきます。

ご存じのように、巷に伝わるロートレック像は、名門貴族の家に生まれながら骨の病気で13才で足の成長が止まってしまい、すれ違う人が振り向くほどの小男、19世紀末のフランスに生き、お酒とムーランルージュを愛し、36才の若さで夭折した放蕩と退廃の画家、といったところでしょうか。(彼の風貌はわかりやすくて、まぁ小さなヒロポンって感じです。)

しかし今回の番組は、岡田真澄扮するモーリス・ジョワイヤン(画商にしてロートレックの親友)が「料理人」としてのロートレックを紹介していくという趣旨です。映画「葡萄酒色の人生 ロートレック」にも「ムーランルージュ」にもそういう描写がなかったし、私は知らなかったのだけど、ロートレックは美食家にして名料理人だったそうです。故郷のボルドー、トゥールーズでは「グルメ エ グルマン」則ち「美食にして大食」のことを「ロートレック家の胃」というそうです。ロートレックは大食いだったんですね。これも知らなかったけど、当時の貴族はジビエ(狩りの獲物)をみずから捌き料理して、使用人にさえ教えないレシピを代々伝えたそうです。パリに出たロートレックと仲間達はMOMOという美食クラブをつくり、新しいレシピを次々と生み出しました。そのレシピを、彼の死後ジョワイヤンが「独身モモ氏の料理法」という本にまとめたのです。番組の中で現代のシェフが再現した「黒鴨の煮込み」「ひな山鳩のオリーブ添え」「オマール海老のアメリカ風」「子牛のマランゴ風」など、見た目は素朴ながら手間ひまかけた創作料理はボリュームたっぷり、本当に美味しそうです。お酒好きならではの「牛肉のマルロメ酒煮」「フォアグラのポルト酒風」、ユーモアを愛した彼ならではの「にせうさぎのパテ」「修道女のおなら」というのもあります。MOMOには6条の掟があって、それは「1. テーブルクロスと食器は白にすべし」「2. 食卓には空腹で臨むべし」「3. 招待客は8〜10人に限るべし」「4. 招待客は厳選すべし」「5. 食事は大皿に盛って食卓まで運ぶべし」「6. 食欲を妨げるものは許すべからず」。最後の項はワインは食欲を増進させるけれど、水はいただけないということで、水差に金魚を入れてしまうという演出もあったらしいです。お酒に蝕まれたロートレックが精神病院を退院したときには、ジョワイヤンが彼を元気づけるには美味しいものを食べるのが一番と、一緒に旅行に出かけ、鴨を撃ちに行ったそうです。番組は、陽気で茶目っ気たっぷりのエピキュリアン、お酒を愛し、絵を描くことと同じように芸術として料理を愛し、そんな人生をこよなく愛した画家の姿を見事に描いています。同時に夜の世界に生きる女達の孤独や寂しさへの共感、そしてジョワイヤンとの友情もきちんと描かれています。本当にいい番組でした。テレビ番組も、ときに映画以上の感銘を与えてくれます。

ついでなのでシリーズの前編「バルデュス」編について:バルデュスといえば、私には1993年のシャトー・ムートン・ロートシルトのラベルに裸の少女を描き、問題になってアメリカでは結局白紙のラベルになってしまったいわくつきの画家という知識しかありませんでした。奥さんが日本の女性であることは知らなかったし、彼の人生や数少ない作品を番組で少なからず知ることができたのはよかったです。彼が「美の巨人」であることは間違いないし、でも、番組構成としてはフォーカスがぼけていたのが残念です。


6月16日(日) キューバの路地裏にて

この日は親方のプロデュースにより、平田氏のピアノレッスンがキャバレロでおこなわれました。11時から8時まで1人40分、8人の個人レッスンです。今日の場合、生徒さんといっても何れも名古屋で活躍するプロのピアニストばかり。若手からベテランまで平田氏のレッスンを受けるのです。すばらしい。

お店を開けるため自転車で出かける親方を送りだし、私はBOZZ夫と一緒にベッドに逆もどり。しかし眠れず、家の掃除やら洗濯やらしてお昼ごはんを済ませ、もう一度ベッドへ。うとうとしかけたところで親方から電話、「キャバレロの前でオープンカフェやってるから、おいでよ。」とのこと。私も自慢の自転車で駆けつけました。飯田街道を曲がると小さなテーブルを出して地味に缶ビールを飲んでいる親方とSデーフォークMキちゃんT中氏の姿が。あれがオープンカフェか。縁側に台所の椅子を出して涼んでいる田舎の風景にしか見えないけど、考えてみればキャバレロには白いテーブルセットもパラソルもないのだから、仕方ないか。私も補助椅子を出して、みじんこオープンカフェ(露店?)の輪に加わりました。次のレッスンを待つ生徒さんがやって来ると、また小さな輪に加わって時間まで一緒にビールを飲みます。自転車のお巡りさんが通って「キャバレロクラブはもう営業しとるの?」と詰問します。大きなお世話です。レッスンを終わった生徒さんが出てくると、次の生徒さんが「どうだった? 何やった?」と質問攻め。子供の頃、予防注射の順番を待って終わった友達に「注射痛かった?」と聞いていた風景を思い出しました。そして先生(お医者さん?)の平田氏が次の人を呼びに来ると、緊張の面持ちで診察室に入っていくのです。我々はまた飲み続けます。Wカップが始まる時間にはキャバレロ自慢超小型白黒テレビ(情報屋Pからの貢ぎ物)を持ち出して、皆でサッカー観戦。私は4時頃いったん家に戻って散歩のためBOZZ夫を連れてきました。夕方ビールに飽きたので白ワインを飲むことになりました。歩道に座っているとご近所の知り合いがいっぱい通ります。挨拶をして、時間がある人は一緒に飲んでいってもらいます。犬が通るとBOZZ夫も挨拶を欠かしません。ギターの山ちゃんTカノビッチも加わり皆で飲んでると、ブラジルのLコン氏がやって来て輪に加わります。Lコン氏がギターを弾きながらボサノヴァを歌ってくれました。親方もボンゴを持ち出してたたきます。日も暮れかけて、そうしていると、まるでキューバの路地裏にいるような気分になってくる(ブラジルの曲がほとんだなんだけどね)のは、ただ酔っているだけでしょうか。結局レッスンが終わって、Cカちゃんと一緒に店内の開店準備はしたものの表で飲み続け、お客様が来ても一緒に表で飲みました。(ちなみに6人いらっしゃいました。)ブラジルのPウロも加わり、またまたみじんごボサノヴァライブ第2弾。深夜にはNコジさんと一緒にCカちゃんが戻ってきたみたいです。何時からか覚えてないけど、私は楽屋で眠ってしまったので、その後のことはわかりません。不思議な1日でした。まぁ、1年に1度くらいこういう日があってもいいかなぁ。(ただ、初めてのお客様が遠目に眺めて引き返してしまったことがないことを願うのみです。)


6月15日(土) ラテンナイト

昼間はワインを買ってキャバレロに寄りステージセッティングを済ませ、その後またまたサポーレまでチーズを買いに行き、親方のシャツと私のスカートをお直しに出して帰宅。ギターのYちゃんが親方を迎えに来てくれたので、私はゆっくり9時過ぎにキャバレロ出勤。メグファンクラブ会長のH多氏をカウンターに発見。ポール・ニューマン・マニアの私のためにビデオ「動く標的」とDVD「暴力脱獄」(すごい題名!)を持ってきてくれました。嬉しい。そしてHPを見て初めて来店のカップル、英語雑誌「AVENUE」を見て来てくださった日本語ぺらぺらのたぶんアメリカ人4人組、畏れ多くも元T京キューバンボーイズのメンバーほか4名様、Tジさんカップル、Gバチョ氏の弟カップル、毎度お騒がせのメグファンM氏(最近は心を入れ換えたけど、ファンクラブ入会は会長が許さないらしい)、Kちゃんなどなど、ありがとうございます。そして深夜が近づく頃、スターアイズ帰りのTひろTしえペア(どこから見ても恋人同士にしか見えない新婚夫婦、しかも旦那さんは親方の中学の後輩らしい。)が来店。この日は平田文一氏がスターアイズでライブだったので、平田ラテンファンの女性3名も続いて来店。1時を過ぎて平田氏M座氏が来店してくださると、店内大いに歓談で盛り上がり、お二人のDUO演奏で興奮状態、その後、親方のベース、山ちゃんのギター、Gバチョ弟妻&ひろぽんのサックス、メグさんの歌、でお約束の深夜大セッション大会。すごかったです。大満足の我々は、Tしえちゃんと一緒に焼肉食べに行こうと思ってたのに、Tしえちゃんが帰ってしまったので、4時半にお店を閉めて、まっすぐ帰宅。日曜に備えておとなしく寝ることにしました。


6月14日(金) キャバレロにフーリガン来店!?

日本、決勝トーナメント進出おめでとう! 今日は大須でお買い物した後、3時から我が家で情報屋GとカメラマンTペイちゃんと一緒にサッカー観戦。快勝でしたね。っていうか、私的にはあんなにあっさり勝つとは思ってなかったので拍子抜けしたところもあります。もっとヒヤヒヤさせられると思ってました。とにもかくにも、韓国も一緒に決勝進出決まったし、めでたいめでたい!

夜はY-ベのライブで、Yーベとの約束通り来てくださった男性2人、お隣のD善ご紹介のお客様、宮崎県からお越しの美しい女性、久しぶりのKトウ氏などなど、Wカップで世間が盛り上がるなか静かなキャバレロへのご来店、本当にありがとうございました。サッカーの盛り上がりとは縁がないと思っていたら、深夜、ジャパンブルーのユニフォーム着た若きJ職達がやって来ました。ベッカムヘアの若者もいて、どれだけ暴れるのかと心配したけど、暴れたのは大先輩の大物J職だけで、若者達は至って礼儀正しいのでした。ご機嫌の大物J職はキャバレロの近所のお寺のJ職(キャバレロの回りはお寺だらけ)、メグさんの先輩でもあるのでメグさんまで呼び出し、アフターセッションで皆で遅くまで盛り上がりました。>J職諸氏、楽しかったですね。また来てください。


6月13日(木) お料理修行

昨日は月曜日に自転車で行ったがためにお買物できなかったスーパーマーケット「サポーレ」に行ってきました。大喜びでチーズ、オリーブオイル、バルサミコ酢、パスタ、ヨーグルトなどなど買ってきました。ふだん私は和食・中華専門で、洋食(?)は親方に任せているのですが、昨日は珍しく私が張り切ってお料理しました。でも、親方に合格点はもらえず.........。イタリアン・シェフへの道は遠く厳しいです。

今日は午前中に雑用を済ませ、午後からはサッカー観戦がてら、HPに7月のライブスケジュールと追加のシガーリストをアップ。7月はイベント目白押しですよ。13日は親方と畑ひろし氏のコラボレーション・ライブだし、19日AMIGO'Sの再演が決まりました。そして27日は毎年恒例、キャバレロ2大祭りのひとつ、サマーパーティです。たくさんの皆さんのお越しをお待ちしてます。あぁ、お願いだから忙しい月になりますように。


6月11日(火) マダム・カネガネーゼ

今日は久しぶりの雨。部屋の中にお洗濯物を干したら、湿度計が90%を超えています。いやだいやだ。出かける気にもなれないので、自宅で溜め込んだ伝票整理やら、読書やら、テレビ鑑賞やら。午後のワイドショーを見てたら、白金マダムが豪邸の自慢してるところでした。自称「マダム・カネガネーゼ」の私としては、お友達の「マダム・シロガネーゼ」をほっとくわけにはいきません。

そういえば、今月でHPに日記を書き始めて丸2年になります。2年よりずっと長く書いている気がするのは私だけでしょうか。ネットサーフィンしてると、1〜2年で更新が止まったまま捨ておかれたサイトによく出会いますが、最近はその理由がよくわかります。怠け者の私も何度やめてしまおうと思ったか知れませんが、この日記を今日まで続けてこられたのは、ただただ皆さんの叱咤激励のおかげです。どうか、これからもよろしくお願いいたします。


6月10日(月) 今日の自転車ツアー報告

今日も抜けるような青空。心地よい風。そういうわけで、親方と一緒に自転車でお出かけしました。まず目指したのは、Kトーサイクル。名古屋一の自転車屋さんと言われています。ここに来るのは1年ぶりくらいでしょうか。親方は嬉しそうに店内を回って全く出ようとしませんが、自転車の部品ってばらばらになってると、私には何が何だかさっぱりわかりません。しかも、「これが、一体全体なんで?」っていうくらい高い。結局、親方のマシンのグリップを買って、お店の人にハンドルを下げてもらって、小1時間してようやく退出。山崎川沿いに瑞穂運動場まで行くと、スタジアムのアナウンスが聞こえてきて、どうやら野球をやっている様子。スタンド席で観戦しながらランチをと思ったのに、我々が入ると名商大VS学泉大の試合は9回表4:3、最後のバッターが三振するところでした。試合をしてない外野席でランチを食べても仕方ないので、山崎川の人工滝のふもとまで行き、マイナスイオンを浴びながら、ビールとサンドウィッチを食べて一服。それからスーパーマーケット「サポーレ」に寄りました。ここは二人ともすごく気に入りました。輸入食品が充実していて、なかでもチーズの種類はすごい。しかも、決して高くありません。オリーブオイルも缶詰めもシリアルも、牛乳も納豆(なんで?)も、どの売場も動きたくなくなる楽しさ。今度、車で来ることを誓ってお店を後にしました。一路、我が家を目指したのですが、途中で偶然見つけた「Vintage House」で道草。アンティークショップなのですが、大きな倉庫に、センスはもちろん知性さえ感じさせるディスプレイ、半端じゃありません。売場面積、在庫数、ともに名古屋一ではないでしょうか。一見の価値はあります。キャバレロみじんこ改装計画を立てている我々ですが、今回は見るだけにして、フルスピードで帰宅。楽しい一日でした。しかし出かけている間あまりに強い日ざし、今日一日ですっかり痩せちゃいました。じゃなくて、焼けちゃいました。


6月9日(日) 久しぶりに早朝焼肉

ワールドカップのロシア戦、日本が勝ちました! よかったですねぇ。

さて、昨日は金曜日に続いてひまかと思っていたら、意外にもB.C.Q.のステージを3回こなすほどにはお客様が来てくださり、ひと安心。親方の古くからの知り合いである「美しい50才」K藤女史ご一行さま、Y田氏、Mr. L、若い男子3人組、小牧からのカップル2組などなど、W杯開催さなかにもかかわらず、皆様ほんとうにありがとうございました。閉店後は、B.C.Q.一の大食いと評判のM市氏と、20kgの減量に成功した後は減量前の体重を超えてひたすら膨らみ続けるM井氏とスタッフは、久しぶりに(?)早朝焼肉大会を繰り広げました。M市氏もさることながら、いつも通りの食欲を見せつけてくれたヒロポン。前日39.5度の熱を出していた男は別人でしょうか。

6時に寝たのに9時に目が覚めてしまった私は「ムーランルージュ」と「ウーマンオントップ」見ちゃいました。「ウーマンオントップ」のペネロペ・クルスはかわいい。お料理したくなりました。しかも全編ボサノバが流れていて、チャーミングな映画です。ボサノバの使い方は「ワンダーランド駅で」よりずっといい感じです。「ムーランルージュ」は騙されました。つまらない。見るんじゃなかった。


6月8日(土) 帰ってきました

昨日、実家から帰ってきました。実家にいる間に1:「アタックナンバーハーフ」2:「バンディッツ」3:「オー!ブラザー」見ました。は前々から気になっていたタイの映画でHロちゃんの勧めがあったので借りてみました。おなべの監督率いるおかまのバレーボールチームが国体に出場し優勝してしまうという、嘘のような実話を基にした映画です。ストーリーは面白い。でも、俳優の演技力不足は否めない。はありがちなストーリーながら、俳優の名演技でなかなか楽しい映画に仕上がってました。ミソはビリー・ボブ・ソーントン病気おたくぶりでしょう。3はディーテイルはことごとくおもしろいんだけど、ストーリーそのものに、何ていうかパンチがないんですよねぇ。とにかく、不思議な映画です。この映画のジョージ・クルーニーは、クラーク・ゲーブルにそっくりということばっかり気になった私。名古屋に戻ってすぐに感想を書くべく日記を更新しようと思ったのに、パソコンの調子が悪く断念。今日はなんとか動いてますが、新しいMacを買うべき時が近づいているようです。やっぱりNew iMacかなぁ。一方、BOZZ夫は自宅にいると寝てる時間もTつみが丘にいると庭で遊び放題なので、帰ってきた途端、ぐったり眠り続けています。

さて、昨日はひろぽんが39.5度の熱を出してダウンしてしまったため、6時過ぎには親方をキャバレロに送り届け、私もイングランドVSアルゼンチン戦のキックオフに後ろ髪をひかれつつも9時には出勤。予想はしていたものの、金曜の最低記録をつくってしまいました。そんななか早い時間に来店してくださったN井氏は千葉から出張してきたというビジネスマンで、「スコッチとジャズとシガーが好き」という、まるでキャバレロに来るために生まれてきたような方。>N井さん、ぜひぜひまた来てくださいね。N井氏が帰った後、ギターのYちゃんは楽屋の白黒ポータブルテレビでサッカー観戦、親方は厨房のラジオで中日VS巨人戦に夢中。どちらも白熱の試合だったようです。ドラゴンズ、頑張りましたね。その後、深夜にカップルが1組来店するも、その後キャバレロの扉のベルが来店を知らせることはなく、早々にお店を閉めてさっさと帰宅、就寝しました。今日はどうなんでしょうか。


6月3日(月) 週末報告

先週1週間はいろんなことがあって、すっかり更新をさぼってしまいました。いよいよW杯も始まり、静かな週末を覚悟していましたが、意外にもいつもと変わらないキャバレロです。(っていうか、いつもヒマってこと?)

さて、週末報告:金曜は私は自宅待機。早々に眠ってしまったのですが、朝方に親方が誰かを連れて帰ってきたときには完全に寝ぼけていて、ベッドの中で「きっとセルジオが泊まりに来たんだろう」と思ってました。ところが土曜の朝起きてみると、我が家のカウチにはセルジオとは似ても似つかない細身の口ひげをはやした男性が........。Kボタ君かとも思ったけど、よく見ればなんとあの有名ギタリストHタヒロシ氏ではありませんか! Hタさんが泊まるなんて光栄に浴することがわかっていれば、ちゃんと掃除して綺麗にしておいたのに.....。とにもかくにも9時半頃、Hタさんが大阪に帰るのを見送って、その後はお店の買い出しへ。土曜日の夜は7時にN村様4名の予約があり、キャバレロでお食事をするとのこと、親方が久しぶりに厨房で腕をふるうことになっていたのです。ちょっとばたばたしつつも無事準備完了。N村様たちは仲の良い同僚の送別会ということで、食事の後はメグさんが再会・友情にちなんだ曲を選んで歌ってくれました。4人とも、ふだん私がこういう大人のお客様が気楽に来てくれるといいなぁと思っているような、まさしくそんな感じの方達でした。>N村様ならびにお友達の皆様、楽しんでいただけたでしょうか。ぜひ、また遊びに来てくださいね。当日はメグさんのライブとしては静かな夜だったのですが、深夜にはお誕生日のセルジオが来店。閉店3時を過ぎると、いつのまにか集まったギャンブラーズ達がポーカー大会を始めました。5時半にお店を閉めて、焼肉に行こうかと思ったけど、Dニーズへ。多国籍軍に囲まれながら朝食を食べ、朝7時半帰宅、就寝。

日曜は夕方5時から7時まで貸きりパーティ、3時には親方をお店へ送り届けました。TっちーT平ちゃんが手伝ってくれたので、私は7時過ぎに出勤。パーティはとっても和やか、キュートなライブだったようです。後片付けをしていると、情報屋Pが来店、そうこうしていると日曜だというのにI藤氏S田氏がそろって来店。その後もカップルやらグループやら来店、日曜だというのにお店を閉めたのは3時過ぎ、結局最後までいた私はヒロポンと親方と3人でまたまたDニーズへ。我々のお気に入りは「クラブハウスサンドイッチ」「ラザニア」「チーズケーキNYスタイル」と「キャラメルアイスクリームパンケーキ?」です。

今日DMを出そうにもハガキの用紙がないことに気付いて、キャバレロ大掃除の後で紙屋さんへ。それから郵便局、銀行を回り、泣く泣く支払を済ませて帰宅。遅れに遅れた6月のライブスケジュールを今から印刷します。そして明日からしばらくBOZZ夫を連れて実家に帰ってまいります。そういうことで、とりあえず報告まで。ではでは皆さん、週末までごきげんよう。


    別冊日記:熊本日記ココ。
         入院日記ココ。

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