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Demi's Diary デミ夫人の「Do You こと!?」

この日記は不定期更新です。ご意見、ご感想はこちらまで。


March, 2005:  

3月:

3月31日(木) お願い

今日から週末ライブ。金曜日は Descarga ven ven ven、土曜日は Amigo's と、スペシャルライブが続きます。皆様のご来店、お待ちしてます。っていうか、お願いします。


3月30日(水) 

夕ご飯食べながらサッカー観戦。バーレーンに勝ちました。でも、あれは「やった〜!」と盛り上がるような勝ち方じゃないですよね。


3月29日(火) ぷりん体との戦い

昨日の夜、ツッチーが蟹をくれました。ハッポースチロールの箱の中にはたらば蟹の足がいっぱい。親方がサバイバルナイフで格闘&分解し、私が魚焼き器でひたすら焼く。二人で黙々と焼き蟹の身をほぐし、レモンと粉チーズとオリーブオイルをかけて食す。う、うまい! 昼間から白ワイン1本空けて、ひたすら蟹だけを胃に流し込みました。我々のプリン体値(そんなものあるのかな?)は大幅に許容範囲を超えてしまったことでしょう。それにしても、蟹って、グロテスクな生き物ですね。親方と私はあいつらは海底に潜むエイリアンに違いないと思っております。夜は、久しぶりに親方と一緒にMンボランドでデート。キャバレロに戻った後は、Tイペーちゃんが一ヶ月遅れの誕生日祝いということで、シャンパンごちそうしてくれました。そしたら不思議、長らくくすぶっていた風邪がすっかり全快いたしました。風邪にはシャンパンに限りますね。

そういえば昨日の夜、スカパーで「欲望という名の列車」の後「ミーンストリート」(1973)を放映していたので、思わず続けて見てしまいました。まだ見たことなくて、一度見たかったのです。スコセッシ監督は、ある人々の生きた時代とその場所の独特の空気を表現するのが実に上手いですね。この映画では、デ・ニーロの怪演が主役のハーベイ・カイテルを完全にくってしまっていて、(映画通の皆さんには常識なのかもしれませんが)なるほどこれが「タクシードライバー」(1976)につながるのかと納得。ハーベイ・カイテルはとても好きな俳優なんだけど、この映画では(そういう役どころといえばそうなんだけど)不良ぶりに迫力がないというか、渋さも毒っけも物足りない。'92年の「バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト」(なんという副題じゃ)で見せる完璧なキレ具合までの道のりは意外と長かったようです。


3月28日(月)  

風邪も快方に向かっているので、午前中は事務仕事をこつこつ。夜はスカパーで久しぶりに「欲望という名の列車」をしっかり見ました。じりじりと狂気へ追い込まれるヴィヴィアン・リー迫真の演技が素晴らしい。つくづくと感じ入りました。(「何がジェーンに起こったか」のベティ・デイビスに通じる鬼気迫るものがあります。)読書は、「ゼルダ〜愛と狂気の生涯」「ゼルダ・フィッツジェラルド全作品」「フィッツジェラルドの手紙」をランダムに併読。彼女のことは改めて別の場所に書く予定。


3月25日(金) 雪?!

起きたら雪が降っててびっくり。どうなってるんでしょうか。さて、本日いよいよ愛・地球博(「愛知万博」って言った方がシンプルでわかりやすいのに)開幕。昨日までのウェルカムライブ週間には想像以上のお客様がチケットを持ってご来店くださいました。皆様どうもありがとうございました。

花粉症がひどくて薬も効かないと思っていたら、風邪ひいてました。発熱のため、私はキャバレロを休んでしまいました。こういう時に限って東京転勤になっったT橋氏がご来店、せっかくの名古屋出張での再会が果たせませんでした。しくしく。


3月22日(火) 火曜日なのに激しいセッション

今日は昨日に続いて大阪のギタリスト畑ひろしさんを迎え、ナコジーニョKUROちゃんとのギタートリオです。みちるさん&サミーが来てくれて、おまけに深夜、ダニー、北浦さん、山ちゃん、ルナちゃん....、と続々ミュージシャンが集まって、「今日は土曜日?!」かと疑うほどの盛り上がり。朝の4時まで大セッション大会とあいなりました。さすが、万博前夜祭(?!)。

 

↑(左)こんな感じで延々とセッションが.......。(右)音楽に合わせて踊る二人。

さてさて、明日はギーリー・カーターTRIO。明後日は水野修平TRIO。どちらもライブチャージ¥1000。で、愛・地球博前夜祭ってことで、万博チケットを持ってる方はライブチャージ¥1000割引。........ってことは、あらまぁ、なんと! 万博チケット持ってたら、タダってことじゃありませんか>奥様! 明後日までの前夜祭。最後の2日間は聴き応えたっぷりのピアノトリオ。キャバレロとしてもせっかく割引するからには、いつもいらっしゃる皆様はもちろん、いつもいらっしゃらない皆様にも、この機会にぜひぜひ足をお運びいただきたく、よろしくお願い申し上げます。


3月21日(祝) ダイアナ・クラール、のちキャバレロにてボーカルまつり

名古屋市民会館でのダイアナ・クラールのコンサートに行ってきました。会場では名古屋のミュージシャンにたくさん会いました。私はクミちゃんとT氏と共に最前列、しかもピアノの真正面で鑑賞。思い切り胸のあいたインナーにダナ・キャランぽい黒のパンツスーツを着て颯爽と登場したダイアナを目の前に見て大感激。かっこいいです。ライブではボーカリストとしてよりもピアニストとしての彼女を堪能いたしました。2時間弱があっという間、もっとずっと聴いていたいと思わせる、質の高い演奏でした。コンサートの後も、パリ公演のDVDを借りて余韻を楽しみましたことです。

キャバレロは、大阪のギタリストさんを迎えてROPPA ROPPA のライブ。ダイアナクラールコンサート会場でお会いしたU氏がキャバレロ初来店。そして久しぶりのS氏とA氏もご来店。小さく盛り上がったところで、2回目のステージ終了後「ボーカルまつり」ってことで、クロちゃんが歌い、サミーさんが歌い、ミチルさんが歌い、遊びに来てたKズミちゃんも歌いヘザーも歌い、そしてなんと、S氏がキャバレロにて歌を初披露。渋い男性ボーカルの登場で、やんややんやの盛り上がりでございました。


3月20日(日) ピンクボンゴ

もう説明無用の、我らがピンクボンゴ。ブルーノートでのタイトなライブを終えた大路さんのキレたかのようなMC&熱演で、満員の客席は狂わんばかりの盛り上がりでございました。

  

↑1部、2部ともに1時間を優に越える長丁場。まさに燃え尽きるまで演奏してくださいました。

↑右の美しい女性は大阪のシンガー、ノリちゃん。ギターを弾きながらボサノヴァ歌ってくれました。そして中央は深夜に遊びに来てくれたサックスの名手、土岐さん。土岐Gは4/22のぷちスペシャルライブでキャバレロ初登場です!


3月19日(土) カポネまつり?

明日のピンクボンゴを控え、一日早く名古屋入りしたカポネ氏とメグさんの豪華共演。しかも本日から万博前夜祭〜ウェルカムライブ〜ってことで、盛り上がりました。

 

↑(左)遊びに来てくれた山ちゃんも一緒に。(右)ステージ終了後、眠りながらも(?)延々とギターを引き続けるみじんこギタートリオ。


3月18日(金) ロベルト杉浦〜魅惑のタンゴ〜

千種文化小劇場にて、ロベルト杉浦(2002年7月29日の日記参照)のコンサートに行ってまいりました。久しぶりのロベルトですが、あいかわらずのエンターテナーぶりはさすがです。第2部では赤いバラを持って登場、私もロベルトから1本手渡されて大喜び。「ロベルトの薔薇」はキャバレロのカウンターに飾ってあります。

夜は TRIANGLE のライブ。そして○ナガ氏のお誕生日で、大いに盛り上がりました。

 

↑(左)意味不明な装束。皆に遊ばれてた○ナガ氏。(右)中央の○ナガ氏、プレゼントのヅラ?を重ねて被っております。右側の紳士二人は万博の仕事でシンガポールからご来日&ご来店のP氏&L氏。


3月17日(木) 大路まつり

ブルーノートに出演中の大路氏がオフの1日をキャバレロで演奏してくれたぷちスペシャルライブ。ピンクボンゴとはまた違うダイロさんのサックスを聴くことができました。

←ルナちゃんも歌ってくれました。


3月14日(月) これからのおすすめライブ

キャバレロの掃除は昨日の夜に済ませてあるので、午前中はずっと我が家のお掃除。お昼ご飯をつくって親方に食べさせた後は、一人で銀行を回ってお買い物を済ませ、買ってきた食材の下処理をして冷凍あるいは冷蔵保存して、そのまま夕食の準備。BOZZ夫の散歩をして夕ご飯を食べて、たったいま親方を車でお店に送ってきたところです。たまにこういう日があると、私もちゃんとした主婦じゃないかしらと、とてもいい気分です。

さて、今週末からは話題のライブが続きますよ。まず、17(木)<岡田勉(B) Special Unit ゲスト:宮本大路(Reeds)、ダニー・シュエッケンディック(Pf)、ルベン・フィゲロア(Perc)>。ピンクボンゴの大路さんが先乗りにて、BENさんとの夢の共演。18(金)TRIANGLE< ダニー・シュエッケンディック(Pf)、名古路一也(B)、ルベン・フィゲロア(Perc)>。連日登場のダニー&ルベンの多国籍軍。ナコジーニョとのTRIOはお馴染みです。そしてこの日は、GHC副会長○ナガ氏のお誕生日ではありませんか。GHC会員は集合してくださいね。そして19(土)からはいよいよ『愛・地球博 前夜祭〜ウェルカムライブ』週間が始まります。19日(土)にはピンクボンゴのカポネさんが先乗りにてメグさんとの共演、20日(日)はお待ちかねのPINK BONGO。( 予約料金と当日料金が異なりますので、お早めにご予約お願いいたします。)21日(祝)は大阪からさんを迎えてクミちゃんの歌をお届けします。22日(月)からは普段はライブのない平日も毎日ライブをおこないます。19〜24の前夜祭期間中、万博前売りチケットをお持ちの方は、ライブチャージが¥1000割引になります。今までデミ日記を読むだけでキャバレロにいらっしゃったことのない方も、ぜひぜひ、この機会に足をお運びください。たくさんの皆様のご来店をお待ちしています。

2/26のお誕生日ライブの写真、先月の日記に遡って掲載いたしました。もう掲載するつもりなかったんですけど、自分だけ恥ずかしい写真を載せないのはずるいというご指摘があり、仕方なくUP。我が家のカメラではあまり撮影しなかったので、Y田師匠および○ナガ氏ご提供の写真です。


ついでに先取りライブのお知らせ:4月は早々にスペシャルライブ連弾でお届けします! 4/1(金)Descarga VEN VEN VEN(ティピカ福留fl、中島徹pf、木村キムチ誠timb,vo、安藤弘cong、ゲタ夫b)-- GRACIAS 4周年公演 Crazy Latin Night--という訳で、GRACIASの協賛にて激しく素晴らしいラテンナイトをお送りします。そして、続く4/2(土)AMIGO'S八木のぶお((harp, vo)、大山大吾郎(perc, ds)、 山田晴三(bass, kar, vo)、田中晴之(g, cor)>既にお馴染み、東と西の才能が集結した最強メンバーによるブルースナイトです。どちらもお聴き逃しなく!


3月13日(日) 結婚パーティ

本日キャバレロは貸切で、45年会のYナミ君とAケミちゃんの結婚パーティでした。40名以上の友人達が集まって、和気あいあいとお喋りに花を咲かせる、カジュアルで温かい、いいパーティでした。二人ともおめでとう! ずっと幸せにね。


今日のおまけ:アンチョビの瓶詰め。大きい。これ、大きいってだけで親方がずっと欲しがってたんだけど、実際に食べてみたら、すごく美味しい。やさしい塩加減でそのまま食べてもいけます。


3月12日(土) 週末報告

12(土) 夜食会にて、セッションはなし

前日の夜、いい気になってはしゃいだものだから、昼間は親方ぐったりしておりました。しかし、夜はB.C.Q.のライブ。ぐったりもしていられないので、しっかり歌っておりました。初来店というM岡さん&Kニさん、Aちゃん、Mりくんはじめご来店の皆様<ありがとうございました。3回目のステージは助っ人のメグさんが歌ってくれて、今日はここまでかと思っていたら、あちこちのライブハウス出演後のミュージシャン達が集まり、深夜ごはんを食べに来てくれました。ありがとうございます。

11(金) 謎のレスラー軍団、深夜の襲撃

本日はメグさんのライブ。麻子ちゃんも久しぶりの出演です。HPを見て初来店というお客様2組のほか、Sムラ氏、I氏、T氏、Kクちゃん、Mりくんなどなどご来店ありがとうございます。まったりした夜ながら、なぜかミュージシャンともども不思議な盛り上がりを見せて深夜までお喋りしていると、2時過ぎに謎のレスラー軍団8名様の登場。。デミ日記歴の長い読者の皆様には、書かずとも彼らの正体はおわかりと思います。そしてご存知の通り、親方は彼らが来るといつも大喜び、この日は相当にはしゃいで、↓のような状態に。。。。とほほ。

  

↑皆飲んでるものだから「HPに載せてください、載せてください。」って言ってたけど、本当にいいのかなぁ。Gさんだけはお仕事柄を考えてアイマスク着装いたしました。(左)歴代ラガーマンの中でもモテモテの二人。親方の表情に注目です。(中央)メグさんも、さらし(?)巻いて肉弾戦。どすこいどすこい。右側には心優しいシュレックが。(右)皆で親方を囲んで。おばか丸出しです。

10(木) 静かな夜でございました。


3月11日(金) Someone to watch over me

掲示板の3/11付けのMナガ氏の書き込みを読んで、思い出しました。私が名鉄電車で通勤していたときは急行電車で通っていたので、途中いくつかの駅を通過します。通勤ラッシュアワーにホームで次の電車を待っている人達というのは毎日たいてい同じような顔ぶれなわけで、通り過ぎる電車の窓から何を見るとはなしに見ているのですが、なぜか目に止まる人というのがいるものなんですよね。その人に魅力を感じて目に止まるのか、特定の目立たざるを得ない特徴(すごく背が高いとかすごく太ってるとか)があるのか、たまたま偶然の条件(電車のスピードとか線路のカーブとか)が重なって自分の目線から一番見えやすいだけのかは、人それぞれなのでしょうが。。。私にも、あえて気にして見てる人がいました。当時の私よりはたぶんずっと年上の綺麗なお洒落な女性で、どんな服を着ているのか毎日楽しみにして見てました。ちょっと顔を見ないと風邪を引いたのかなとか、お休みをとって旅行にでも行ってるのかなとか、いろいろ考えたものです。私はその人をその駅のホーム以外で目にすることはなかったのですが、もし会社の受付をしているときに来客でやってきたり、○ナガ氏のようにレストランで見かけたり、美容院で隣に座ってたりしたら、ずいぶん不思議な気持ちがしたでしょうね。声をかけてしまう気持ちもわからないではありません。

結局、私の気にしていた人は、顔を見なくなって風邪を引いたのかと思っていたら、そのまま朝の駅のホームから姿を消してしまいました。きっと結婚してお勤めをやめたんだなぁと、じんとしたのを覚えてます。でも今思うと、(私がそうだったように)転職しただけかもしれないし、一人暮らしのために引っ越ししただけかもしれません。そしてもしかしたら、これからどこかですれ違うこともあるかもしれませんが、残念ながら彼女の顔をもう思い出すことはできません。


3月10日(木) 本当の町の情報屋

月曜日はTシマ叔父貴から、昨日はS木さんから電話があって、あくびちゃんよろしく『呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃ〜ん』と今週は平日も出勤してます。

今日は午後の予定が何もなく突然思い立って、8ヶ月ぶりに近所のパーマ屋さんへ行ってきました。去年の6月にくるくるパーマをかけて皆に笑われて以来、何もしてなかったんです。そしたら先生(なぜか昔ながらの町の美容院では『先生』という呼称が健在なんだな)が「あ〜、○○(私の名字)さん。こないだサングラス忘れていったのよ。長いこと連絡しないままごめんねぇ。」ってことで、行方不明だったサングラスが続けて2つも姿を現しました。「ワンちゃんの散歩に前を通らないかなぁって気にはしてたんだけどね〜、」「いえいえ、忘れた私が悪いんですから。」なんて話していたら、隣に座って大仏パーマをかけてたおばちゃんが「ワシは毎日見とったよ。」。。。何のことかと思ったら、「普通の犬じゃないでしょぉ。小さい外国の変わった犬だわねぇ。ときどき旦那さんも一緒に散歩してみえるでしょぉ。ワシは二階の窓からいつも見てるんだわ。お姉さん(!)がここに入ってきてすぐわかったがね。」。。。とのことで、とりあえずその気の良さそうなおばちゃんとBOZZ夫の話でしばし歓談したのであります。いやいや、毎日散歩ですれ違う犬の飼い主ならいざしらず、私にとっては全く知らない人からそんなことを言われるとは。昨今近所付き合いなどほとんどないとはいえ、町では思わぬ人が思わぬものを見てるんですね。今日の教訓:将来私が探偵になった暁に、誰かのことを調べようと思ったら、まずは近所のおばちゃんが集まるパーマ屋さんを当たるべし。

今からキャバレロ出勤してきます。


3月8日(火) 

暖かいですね。ダウンジャケットから解放されて久しぶりにGジャンを着たら、ポケットからサングラスが出てきました。去年からず〜っと探していたんですよね。親方に追求されるたび、「実家にある」と言い逃れてきたけど、とにかく出てきてよかったよかった。

ここのところ通っている東図書館では、そういえば読んでないなぁなんていう気楽な文庫本を借りて読んでました。今日返したのは、詳しくは書きませんけど、いわゆる本格ミステリーっていうんですか、謎解きものなのですね。私は謎解きそのものよりも歴史や美術のサブカルチャー解説として借りたんです。でも同一著者の本を5冊いっきに読むと、さすがに食傷ぎみです。推理小説の何が気になるって、最後に探偵役が謎解きするとき、周りの人間の驚き方が大げさでわざとらしく、しかも極端に表情に乏しいことです。そこまで驚かなくても、というところで、お約束のように「あっと口をあけて」、あるいは「呆然として」、「そういえば........。と愕然と」したり、また「あっ!」と叫んだりする、(もちろんそういう表現を使わない作家もいるけれど)、あれは一つの伝統芸のようなものでしょうね。


3月7日(月) 謎の名店?

銀行を回ったついでに外で昼食を済ませることになりました。親方が前から私を連れていきたがっていたお店です。そう聞いて小洒落たレストランなんかを想像した方は、まだまだキャバレロ歴が浅いですね。本日訪れた問題の(問題なのか?!)お店は、イチローの出身校として有名な愛工大名電近くのカレー屋さんです。こう書いただけで、わかる人にはわかる有名店なので、あえて名前は書きますまい。まず店の前を通っても、ここが営業してるとはとても信じられない店であります。建物そのものは相当に老朽化しています。歩道に出された PEPSI の電飾看板は割れたまま放置されています。道路に面して窓がいくつかありますが、誓って拭かれたことは一度もないに違いありません。ガラスの扉の内側に目隠しのカーテンというか布がかけられていますが、黄ばんでしまってその絵柄はしかと確認できません。出かけたのがちょうど12時過ぎだったため、我々はその黄ばんだカーテンを眺めながら外で待つことになりました。そう、満員で外に行列ができていたのです。

もしかして、美味しいのか?! 私の中には不安と期待が入り混じります。回転は速いようで、それほど待つまでもなく、お店に入ることができました。そしてテーブルに着こうとしたら、もう一人お客さんが入ってきて、それがカルロス・ターゴでした。この辺りはカルロスの地元で、子供のときからここのカレーで育ったそうです。3人で奥のテーブルに座りました。店内を眺め、ちらと厨房をのぞいたときの衝撃は、そうですね、以前に書いた今池の謎の麺処・D丸ラーメンに勝るとも劣らず。親方とカルロスはカツカレー大盛り490円、私は普通のカレー350円を注文。味は、美味しい!というものではないけれど、不味くもない。白いごはんはやわらかめ。ルーに具が溶けてるタイプのとろりとした甘口カレー。子供のとき食べたような、懐かしいといえば懐かしい家庭の味。要するに、40年前のそのままの味です。最近ではインスタントカレーさえもが香辛料を駆使して本格派を目指すなか、そういう世の中の流れに(自覚はないだろうけれど)敢然と戦いを挑むような味であります。

常識的には、たとえB級グルメであろうが、どんなに狭くても、どんなに古くても、フロアと厨房が清潔であることが、いいお店(集客できる店)の最低条件であるといわれます。それは同時に、ちゃんと修行したプロの料理人がいる証でもあります。しかし世の中には、こういう法則とは全く関係なく存在し、存続しているお店があるのですね。このカレー屋さんのように。名電野球部の御用達であるという幸運を差し引いても、究極の下町カレーとしてたくさんの人に愛されているのでしょう。ちょっと前まで学校の近くには、こういうお好み焼き屋さんとか、ラーメン屋さんが必ずありましたよね。ここが残っているというのは、近所の人達にとって幸運なことなのでしょう。ミュージシャンもよく行くようです。だけど、本当にすごいお店でございました。私は座ったまま、なるべく色んなものに触らないように、不自然なくらい同一姿勢を保って食べました。興味のある方は一度どうぞ。


3月5日(土) スペシャルライブ

本日はスペシャルライブのため、親方にはどうしても仕事してもらわなければなりません。朝8時、うなる親方を病院に連れていき、お医者様に注射1本&点滴2本で生き返らせていただきました。

そして迎えた『ヤヒロトモヒロ&岡本博文 アコースティックラテン=セッション』。ベースのイスラエルセデーニョが加わったトリオです。いやぁ、よかったです。岡本さんのギターからはスパニッシュな香り、ヤヒロさんの野性のパーカッションは土のにおいをさせ、プエルトリコ出身ニューヨークで活躍していたイスラエルのベースがラテンのリズムをたたき出し、タイトで迫力ある演奏を聴かせてくれました。特にヤヒロさんのパーカッションが炸裂、全身楽器と化してのパフォーマンスに会場は何度も湧きました。このバンド、一言で「ジャズ」とか「ラテン」とか表現できないところが魅力でもあるのですが、全曲岡本さんのオリジナルということもあって、最初、私にはわかりにくく、こういう音楽難しくてわからないなぁなんて思ってました。でもそう思いながらも聴いていると、知らない間にステージに釘付け、思わず引き込まれる強烈な魅力を持ってます。たくさんご来店いただいた皆様にも楽しんでいただけたことと思います。まだ聴いたことがない方は、ぜひ次の機会にお聴き逃しなく。

さて、この日もキャバレロにしてはお客様の帰りが早く、スタッフでまったりしていると、2時過ぎ、またしても某ライブハウス帰りのミュージシャンご一行の襲撃がありまして、この週末3日連続のセッション大会となった次第でございます。やるなぁ>キャバレロ。

  

↑深夜セッションの様子:楽しかったなぁ。(左)S根氏のピアノの音に誘われて、病み上がりの親方も歌いました。(中央)KUROちゃんも歌いました。BENさんはエレベ弾いてます。(右)この方、本当はすごいドラマーです。


3月4日(金) 深夜のセッション

昼間、熱が下がった親方と一緒にキャバレロの掃除をしたあと、栄をぶらぶら。ロフト前にオープンしたF.O.B. COOPに寄ってきました。1階がショップ、2階がカフェになった真っ白の明るいビルです。オープンしたばかり、これからが楽しみなお店です。皆様もぜひ、近くに行ったら寄ってみてください。

夜のキャバレロ状況:いい気になって昼間出歩いたせいで、親方ダウン。ヒロ君と二人でお店番です。本日のライブは、ルナちゃん&上田和夫TRIOです。この日はHPを見て初来店という北陸のお客様、明日出演する岡本さんの生徒さんFジイ君ご一行(FROM 滋賀県)、そしておなじみキャバレロ叔父貴軍団またの名をショーロクラブの面々(Sトウ氏、T氏、I氏、大きいYマちゃん、Iトウ氏、登場予告のあったS木氏ご一行)、現在キャバレロ最若手55年会のKキノキ君&Gトウ君、Mキさん、Tカダ君の先輩ご一行などなど、たくさんのお客様で盛り上がりました。ありがとうございますありがとうございます。しかし、1時を過ぎるとほとんどのお客様が帰られて、バンドメンバーも三々五々帰ったところに、岡田部長、S根氏、ミカちゃんが遊びに来てくれて、そういうことならせっかくだからとS根氏がピアノを弾いて、BENさんがエレベを弾き、ミカちゃんがサックスを吹いて、ルナちゃんも歌い、遅い時間のセッション大会となりました。初めて遊びにきてくれたS根氏のピアノ、うっとりするほど優しく素敵な音でした。そういえば、チカちゃんがいたような気がするなぁ。そうそう、久しぶりのYウキチがステージで踊ってたような気もするが、あれは幻か?!

追記:この日、叔父貴軍団勢揃いで、あとはT橋さんだけか?とふと思ってしまったんだけど、T橋さんはもう東京に行ってしまったんですよねぇ。ルナちゃんも同じこと思ったらしく、二人でT橋氏不在の寂しさをかみしめました。しくしく。T橋さん<早く名古屋出張つくって遊びに来てね。


3月3日(木) ひなまつり

久しぶりに里帰りして戻ってきたら、親方が熱を出して寝てました。さて今日から週末、ライブがあるので出勤です。3月はイベント盛りだくさん、たくさんの皆様のご来店お待ちしてます。

本日は渋谷みちる(Vo)の歌&太田均(Pf)、北浦ゆたか(B)、野村陽三(Ds)TRIO。みちるさんのお知り合いと、Hナツ氏ご一行のご来店で、前半は木曜らしく、まったり過ぎていきました。しかし遅い時間に、Mりくん、Oモリちゃん、Kタベ氏がやって来て、BENさん、サックスのミカちゃん、KUROちゃん、ルナちゃん、大村くんなどミュージシャンがいっぱい遊びにきてくれて、もちろんセッションとあいなり、盛り上がりました。皆様<ありがとうございました。


注)DEMI日記におけるプライバシーについて

ミュージシャンの皆様へ;キャバレロに一度でも正式出演してくださったミュージシャンは、原則実名で記載してあります。私の見解上、ミュージシャンは芸能人。音楽活動はもちろんプライベートをあれこれ書かれるのも(といってもキャバレロでの受けネタだけですけど)、写真を掲載されるのも、有名税?と思って割り切ってくださいますよう、お願いします。

マスコミ有名人の皆様へ;キャバレロに一度も出演したことのない有名人(=マスコミにたびたび登場するような有名人、地元テレビ・ラジオ出演者の方も含む)の方は、名前はもちろん来店をほのめかす記載も一切いたしません。お店に行くとネットに何か書かれてしまうのではないかという心配は、キャバレロに出演してからにしてください。(有名人なのに親方も私も知らず最後まで気づかない場合も、それはそれで、他の一見のお客様同様、一切の記載はいたしませんので、ご心配なく。)

一般のお客様へ;一般のお客様については(お名前を教えていただいた方に限り)、頭文字を使ってご本人及び関係者にしかわからない記載を心掛けております。写真についても、許可を頂いてから掲載するよう心掛けております。しかしながら万全でない場合、苦情などあれば、遠慮なくご連絡ください。

毎日必ず日記を書いている訳でもありませんが、一般のお客様とはいえ頭文字だけでもわかってしまう『キャバレロでだけ有名人』の方や、ミュージシャンで、どうしても掲載都合の悪い方は、「今日はお忍びなので。」と一言DEMI夫人に耳打ちしていただければ、そのように取りはからいます。尚、DEMI夫人が酔っている場合には、親方にその旨お申し出ください。(親方はたいてい忘れてるけど。)

以上、皆様の日常生活を乱すことなく、清く正しいDEMI日記を目指し精進してまいる所存ですので、皆様のご指導ご鞭撻、何卒よろしくお願い申し上げます。

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