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2004
『トラフィック』 ★★★★☆ 録画してあったので見ました。去年(たぶん)ビデオで見たときは、複雑な構成ゆえか、わかりにくく、人物も描ききれていない印象だったけど、もう一度見てみたら、いい映画だなぁと思いました。特に、ベニシオ・デル・トロがいい味を出していました。
『第七天国』★★★★☆ 古いサイレント映画で、名セリフが散りばめられた素敵な恋物語です。パリが舞台の小さな恋物語かと思っていたら、なんか途中で世界戦争が始まって、大活劇になってしまったんだけど、それでも感動。涙うるうるきました。何でも第1回アカデミー賞受賞作品らしい。納得です。
『ジェーンに何が起こったか?』★★★★☆ 夜中に見始めたら、.........!これが、ものすごく、ものすごく、こわかった。眠れなくなっちゃいました。ベティ・デイビスの演技、すごすぎる。見る人の背筋を凍らせます。半世紀前の映画とは思えない恐ろしさ。時代を超越した狂気。夜中に見たということを差し引いても、ほんと、すごい、こわい映画です。
バンガーシスターズ ★★★★☆ ストーリーはちょっと短絡的だけど、主演女優二人(ゴールディ・ホーン&スーザン・サランドン)の演技のおかげでちょっといい映画になってます。
座頭市 ★★★☆☆ 監督が大嫌いだけど、一応見ないといけないかなと。まぁ、悪くないです。 愛情物語 ★★★★★ 昨日午後3時からBSでやってて見ながら泣きました。いい映画です。涙マークはつくれないけど、うるうる度も5つ涙です。
僕のスウィング ★★★★☆ かわいいフランス映画。夏休み、お金持ちの男の子がギターを習うためジプシー達と過ごす物語。フランスのミュージシャンがたくさん出演、演奏シーンもたくさんあります。
エデンより彼方に ★★☆☆☆ ちょっとじめっとしてます。もう少し違う映画を期待してました。
KILL BILL ★★★★☆ これは、いろんな意味で(?)おもしろい。日本人としては笑いどころ満載です。タランティーノのおたく根性に乾杯。
『真珠の耳飾りの少女』★★★★☆。フェルメールファンとしては見逃すわけにはいきません。派手なアクション映画やオールスターキャストの華やかな映画もいいけど、これは本当にいい映画でした。地味だし暗いけど、静か(まさに静謐という言葉がふさわしい)で美しく、ぴんと張った糸のような緊張感が最初から最後まで張りつめていて、だから登場人物のほんのかすかな感情の揺れにハラハラしてしまうのです。そして何より、フェルメールの絵の光を実に忠実に再現したアトリエの映像は、ひたすら美しい。アトリエ以外の家の中も、街の中も、市場の肉も、台所の食材も、何もかもが17世紀の絵画をつないだような映像です。そして演じる役者も全員が素晴らしい。本当に見てよかった、
『TROY』★★★★☆ この前映画館で見たのが『ラストサムライ』だったことを思うと、実は私は戦(いくさ)ものが好きなのではないだろうか。そんなことはないんだけど、まあ、どちらもいわゆる「大作」なので、こういうのは映画館の大きなスクリーンで見た方が迫力あることは間違いありません。なかなかおもしろかったです。2時間半を超える映画ですが、あっという間で長さを感じさせない構成。ブラッド・ピット演じるアキレスが主役ではあるけれど、見ているとアキレスの敵役がまた男らしくかっこよくて応援したくなり、どっちがいい者悪い者という単純なお話でないところがいいです。ちなみに、アキレスは最後にちゃんとアキレス腱を射抜かれてました。(場所は違うけど、日本でいえば「弁慶の泣き所」ってことだったのね。)そして有名な「トロイの木馬」も出てきて、しかしこの映画では、いくら何でもそれは怪しすぎるだろうという感じでした。
アラン・ドロン祭り5作+。
地下室のメロディ ★★★★★ アラン・ドロンとジャン・ギャバン共演の傑作。ジャン・ギャバン、かっこよすぎ。最後のシーンは何度見てもショッキング。好きな映画です。 冒険者たち ★★★★★ この映画も大好き。夢見る大人達の冒険と、その切な過ぎる結末。リノ・ヴァンチュラ、しぶいです。 暗黒街のふたり ★★★★ 邦題の意味は不明?。更正しようとする男の苦悩を安易なごまかしなく描いた社会派問題作といえると思う。深いテーマ。じんとします。 これもアラン・ドロンとジャン・ギャバン。若いジェラールドパルデューがちょい役で出てます。 愛人関係 ★★ よくわからない。 悪魔のようなあなた ★★ アランドロンも女優もお城もひたすら美しい。でも二流ミステリーかな。(なぜそんなものくらい片付けないんだ?と突っ込みたいが)、エンディングだけはちょっといいかな。 避暑地の出来事 ★★★ これはアメリカもの。メロドラマのお手本のような映画。あらすじは、そんなぁって感じなんだけど、描き方が上手い。 フランク・ロイド・ライトの建築が出てきます。
クリクリのいた夏 ★★★★☆ フランス映画。美しいおとぎ話を見るよう。いい映画です。
パピヨン ★★★★☆ スティーブマックィーンの迫真の演技が凄い。深い味わいのある映画です。
マリーアントワネットの首飾り ★★★☆☆ ベルばら世代にはたまらない題材。ま、フランスの歴史のお勉強ということで。
マーサの幸せレシピ ★★★★☆ ドイツ映画。地味だけどいい映画です。お料理出てくるだけで、点数甘いんですが、このレストランが何レストランなのかよくわからない、気になります。
24 シーズン2 3〜8巻 ★★★★☆ シーズン1と比べると全体にテンションは低い。相変わらず、出てくる女は、全員うっとうしい。でも、見ちゃう。
HELL 完全脱獄 ★★★☆☆ もう、タイトルからしていや。親方が借りて私は見るつもりなかったけど、見ちゃった。中身は意外と悪くない。ショーシャンクのファイト版、ヴァンダムアレンジってところ。
上流階級 ★★★☆☆ 映画としてはともかく、サッチモ、ビング・クロスビー、フランク・シナトラと、音楽好きにはたまらない豪華キャスト。そして何よりグレイス・ケリーの美しいこと。
タンゴTANGO ★★★★☆ これはもう、映画というより映像芸術。踊りもすばらしいが、光と陰と色の織りなす映像美、カメラワークにブラボー。
ハリウッド的殺人事件 ★★★☆☆ ハリソン・フォードのどたばたコメディ。ハリソンフォード好きだけど、なぜか何やっても似合わないんだよね。
タイムライン ★★★★★ これは久しぶりにおもしろかった。とにかくテンポよく、しかも歴史との絡み具合も絶妙。映画の醍醐味が楽しめます。
ミッション・クレオパトラ モニカ・ベルッチ、ジェラール・ド・パルデューなど、豪華キャストで送るフランスのおばか映画。すばらしいナンセンス。笑えます。しかし、さすがに衣装はすばらしい。
スクールオブロック いかれたロックミュージシャンが臨時教員になりすまし、名門小学校の子供達にロックを教えてバンドを結成、バンドバトルに出場するというストーリー。小細工なし、ストレートでハッピーなストーリー。いい映画。笑えます。日本の「スイングガール」との違いはいかに?
バンドオブブラザーズ 全5巻 はまってしまって、これが結構ヘヴィーにずっしりきちゃいまして、その後なかなか映画を見る気にならなかったのです。これは、スピルバーグとトム・ハンクスが製作しエミー賞受賞した全10話の壮大な戦争ドラマ。「プライベートライアン」で語りきれなかったところをTVドラマで、というところ。どちらかというと、私は「戦争ものは見たくない」派であり、しかもスピルバーグとトム・ハンクスと聞いたらよけい引いちゃうのですが、スカパーの放映で何話か見た後ビデオ屋さんで全巻借りて一気に見てしまいました。「アメリカ人のつくった愛国心高揚のための英雄物語だ」という意見もありますが(もちろんそういう部分もあるけれど)、それでもこのリアリティはすごい。「命をかけて信じる」なんてあざといキャッチフレーズより、史実の裏に見え隠れする複雑なメッセージこそ、このドラマの本当のテーマだと思います。
↓BS放映のトリュフォー映画3本、録画したのを続けて見ました。この人の作品に★をつけるのは難しいなぁ。あえて3作とも★4つつけたけど、★の意味や重さは全然違います。フランス映画は、ハリウッド映画とは違う深い味わいがあるなぁと、つくづく思いました。最近ではシャーロット・ランプリングの「まぼろし」を見たときにも、この国の男と女の結婚観や恋愛観、そしてその描き方が成熟していることに感銘さえしました。若さや幸福や美しさだけでなく、心をえぐるような辛さや残酷さを描いて愛を語る。平たく言ってしまえばただの三角関係も浮気も不倫も、単純な結果ではなく、微に入り細に入り心の襞の奥まで見事に描いて、やりきれないほどです。
突然炎のごとく ★★★★☆ 平たく言ってしまえば、三角関係の話。トリュフォーの比較的初期の作品。結婚というシステムに、純粋な男と女としての恋愛を挑戦させているような、若い哲学を感じます。映画のテーマや結末は全くハッピーじゃないけど、構成は軽妙で若さあふれる作品。ジャンヌ・モローの不思議な魅力がきわだってます。
隣の女 ★★★★☆ 平たく言ってしまえば、不倫の話。でも、そんな一言では言い切れない。この映画の二人のように、現実にそんなことするかどうかは別にして、辛い恋愛をしたことがある人なら誰もが、心の片隅にそうしてしまいそうな自分を感じたことがあって、だからこそ、見ているのが辛くなるような、胸をかきむしられるような、目を背けたくなるような、やりきれなさを感じるのではないでしょうか。抑えきれない感情に翻弄される男と女を、見事に映画的に描いて、(好きな映画かは別にして)ある意味で傑作です。ちなみに、親方いわく「最もいやな映画のひとつ」。(しかし、日本の「失楽園」と比べて、不倫を描いた映画として決定的に何が違うか考えていただきたいと思います。)
日曜日が待ち遠しい ★★★★☆ トリュフォーの遺作となった作品らしい。(トリュフォー作品とは意識せずに)前にも見たことがあり、私にしては珍しくストーリーのディテールを記憶してました。前の2作とは違って、軽い気持ちで見れます。エンタテイメント性のある洒脱なミステリー。ヒッチコックの香りもします。それにしても主演女優のファニー・アルダン、「8人の女」で最近見たけど、こわいくらい変わらないなぁ、この人。
カレンダーガールズ ★★★★☆ イギリスの田舎町の婦人会が病院への寄付金づくりのために、自分達のヌードカレンダーをつくるという、実話に基づいたドラマ。カレンダー成功まではテンポよくあっさり進み、むしろ時の人になってしまってからの各々の人間模様がじっくりと描かれてます。舞台になっているイギリスの風景が美しい。
キルビル2 ★★★★☆ ユマサーマン、今回はメキシコと中国を舞台に大暴れ。そもそも復讐の原因となる結婚式惨殺の理由がよくわからないんだけど、そんなこと考えちゃいけない、タランティーノ映画。アニメの実写化としか思えない、リアリティを超越したストーリー展開、突き抜けて爽快感さえ覚える描写に拍手を送ります。
デイアフタートゥモロー ★★☆☆☆ 壮大なB級映画?。地球温暖化により地球に再び氷河期がやってくるという筋書きはおもしろいけど、そこに絡む人間ドラマが全くおもしろくない。
シェイド ★★★★☆ ポーカーの話というより、詐欺師の話。最初に見終わった後、あの女は何だったのよ?!という疑問も、よく考えると謎が解けます。よくできたゴージャスな映画です。